a happy new year

30日まで仕事、4日から出勤なので年末というよりは“週末”のようだった。

年末忘年会やったばっかりなのに、また新年会。
酔った社会人ってほんと迷惑だ。同期の落ちのない話に付き合わされる。



「俺さ、昨日空港に彼女を迎えに行ったんだよ。待ってる間にあったかいコーヒー買っておいて、渡して『帰るぞ』って言ったの。そしたらさ…」
『彼女に気持ち悪いって言われたんでしょ』
「いやね、そしたら彼女が『うん』って言った」
はあ。
『ねえ、それって素なの』
「いや、今年はそういうクールな感じで行こうと思って」




自分の“振る舞い”を気分によって変える。なんかピンとこなかったけど、ああいうイメージになりたい、と思って香水や服装、髪型を変えるのと大差ないよなあと思った。振る舞いって、内面じゃなくて外見だから。余談だけど、彼は同期の中でもっともそつがない。相手に合わせるのが上手で、自分がどのようなキャラクターを求められているのかが非常によくわかっている人だと思う。言葉でいうと簡単だけど、その場で求められる振る舞いを臨機応変にするっていうのはなかなか難しいと思うし、できる人って少ないと思う。卑しい言い方になるけど、「出世する人」なんだろう。
また、彼を見てると「なりたい自分」を積み重ねてきたんだろうなというのがよくわかる。私は、雰囲気ばっかりでぜんぜんだめ。結局なんとなく生きている自分に勝てない。大人たるもの、求められる自分になること、なりたい自分のためにストイックになること・・・話は脱線しましたがよい年齢を重ねるためには必要なのかな、と思った年明けでした。